「トマトベース ズワイガニのピルピルのせ カレー」のご紹介

久しぶりにカレーをご紹介季節のカレー「トマトベース ズワイガニのピルピルのせカレー」の提供は2月9日まで!気になった方はご来店をお急ぎください

まずピルピルとは、本来は干したタラの身をオリーブオイルで煮込んだスペイン料理です。

ズワイガニのほぐし身をタラに代用し、独自のアレンジを加えて作ったものを、さっぱりとしたトマトベースのカレーにのせた形で提供しています。

ズワイガニの身を煮込んで味を凝縮したら、美味しいに決まっていますが、それだけなら味の想像がある程度できると思います。

想像を超える旨味を出すために、当店では旨味の要素を3つ以上掛け合わせる、ということをいつも心掛けてやっています。

今回のカニに加える旨味として、カニの邪魔をしない食材という観点から、カニと同じ海鮮系の食材を選びました。

ひとつは鰹節で、これを細かい粉末にして加えています。もう一つは、中華調味料のエビ味噌です。このように、3つ合わせると旨味に立体感が出て深みを感じられるようになります。

エビ味噌を知らない方も多いと思いますが、エビを発酵させた中華調味料で、原材料は「海老、塩」のみです。海老と塩だけですよ。カッコいい

見た目はイカの塩辛の漬け汁みたいなピンクっぽい色で、そういえば味も似ています。でも、香りがイカと違って甲殻類の香りが強く含まれています。

甲殻類の香り。そうなんです。これは本当に秘密にしておきたい所でしたが、ここまで読んでくださった皆さまにだけお教えします。エビ味噌の甲殻系の香り!これが、カニを食べてる感をすごく出してくれます。カニの元々の香りは、ピルピルのオイルに包まれ、カレーに隠され、なかなか感じることができません。強烈な匂いを発するエビ味噌で、甲殻類の香りを強力にサポートすることで、カニを食べてるーという満足感につながります。旨味よりも大事な肝の要素です。この段落はあえて区切らず読みにくくしています

ちなみに、本来のピルピルはオイルをもっと乳化させるのですが、身が崩れすぎるので乳化はさせていません。そうするとアヒージョに近いのですが、煮込み時間が少し長いのでピルピルと呼んでいます。

次の季節のカレーは、奥能登原木しいたけ「のと115」を使ったカレーです!震災で供給が滞っていましたが、やっとある程度安定的に手に入るようになりました
こちらも、またご紹介しますね!

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