20代の頃にカレーを作りはじめ、友人や家族においしいと喜んでもらうたびに、どんどんカレーの世界にのめり込みました。
炊飯ジャーと鍋をもっていけば、どこででも提供でき、喜んでもらえる。そんなカレーの魅力に取りつかれ、カナダのレストランで働いたときも、ヨーロッパやアジアを旅行したときも、いつもカレーと融合できることはないかと考え、15年以上研究を重ねてきました。
「金沢らしさ」という視点でカレーを考えたとき、地元の伝統的な良いものを生かしながら、先進的でもある、少し女性的で粋なカレーというイメージが湧いてきました。そんな「金沢らしさ」にピッタリの「金澤カレー」。従来の金沢カレーは男性的なイメージですが、女性らしさを兼ね備えた粋なカレーを作りたい。提供してみたいと思うようになりました。
理想の「金澤カレー」
をつくるために、なんども試食会を開催し、たくさんの方にアドバイスをいただきました。作っては修正することを繰り返し、とうとう、納得のいく一皿をお出しすることができることになりました!